神木
FIKAより車で15分の場所にある神社(国造神社)にあるご神木(手野の大杉)の切株です。この杉は推定2000年を超える樹齢でしたが、平成3年の台風で倒木しそのまま長きの命を終えました。当時の高さは約50m、胴回り10m以上というとてつもなく大きな木でした。
神社に祭られた神をも凌ぐ存在になった木。つまりそれは人間にとってはただの木を超越し、正に神だったのでしょう。
FIKAはここに来るといつも思います。この木の生きた年月やその間にあったであろう数々の出来事に比べれば、自分の人生や悩みがいかにちっぽけで短くつまらないものかを。
迷うたびにここに来て見上げて、そして良い意味で打ちのめされて帰るいつもの家路です。
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